起業・創業

『一人で生きていける女性になりなさい』と母に言われて育てられた結果。

一人で生きていける女性になりなさい

私は小さいころからずっと母に『一人で生きていける女性になりなさい』と言われて育ってきました。
意味はよく分からなかったけど、そうか一人で生きていけるようにならないといけないのか、なんでも自分で出来るようになろうと思っていました。

少し大きくなって中学生くらいになると、『男の人に頼らないで生きていけるようになりなさい』『強い女の人になりなさい』と言われました。『自分で稼ぐ力が無ければ、離婚することも出来ないよ』と言われました。

また母は、『人に迷惑をかけないように生きなさい』『なんでも自分で出来るようになりなさい』とも言っていました。『信じられるのは自分だけ、仕事は裏切らないからがんばりなさい』と。

私はそれから大人になるまで、ずっと 『一人で生きていける女性になりなさい』 という言葉はが頭の中にあって、

就職してからもずっと、私は、今、一人で生きていけているだろうか、男の人と同じぐらい稼げているだろうか、男の人が出来ることは私も出来るようになっているだろうかと思っていましたし、『男性には負けたくない』、『会社の役員になりたい!』『この会社をもっと良くするんだ!』と頑張ってきました。

また夫からは、私の仕事に対する姿勢や給料を馬鹿にされて悔しくて、いつか夫より絶対に稼ぎたいとか、そんなことも常に考えながら生きてきました。夫は頼るべき存在ではありませんでした。

なんでも一人で出来る様になりました

男の人に頼ってはダメだと思っていたので、普通は女性はあまりしないことも何でもチャレンジしてきました。

例えば、日曜大工とか、電気の配線や設定、車のバッテリーの交換とか、キャンプでテントを張ったり、火をおこしたり、野外炊飯とか、家具の組み立てや、窓ガラスにフィルムを貼ったり、芝生を貼ったり、エアコン掃除とか、アーク溶接とかも出来るようになりました。笑

でも、逆に女性が普通は出来ることはあまり出来ない事が多いです。家事はまるっきりダメですし、育児も難しい、マルチタスクでも無いですし、ママ友作りも苦手です。よく凄いなと思うのですが、学校行事とかに参加すると、女性って直ぐ隣の方と初対面でもお話をしてて、本当にすごいコミュニケーション能力高いなと思います。私は仲良くなりたいのですが、何と話しかけて良いか分からず話しかけてもらうの待ちです。

少し話はそれましたが、私は人に頼ることは迷惑をかけること、男の人に頼ること、甘えることはダメなことだと思ってずっと生きてきました。

人に甘えること、頼ることをせずに生きてきた結果

夫とは上手くいかなくなりました。そして、DV、モラハラへと繋がっていき、最終的には警察に保護されて母子生活施設へ。
誰一人知り合いのいない土地で、スマホも車もお金も無い中、起業することになるのです。
この辺の詳しい話はご興味があれば下記ブログで読めます。

夫に頼らず頑張ろうと思ってきたのになんでこんなことになったのか、、、
何を間違ったのか、、、


同じ間違いはしたくない、理由が知りたいと思い、心理学やモラハラ、DV、恋愛系のブログや本を読みまくった結果、

うーーーーん!私がダメだった!かもしれないな!笑 と思いました。

私が良かれと思ってやってきたこと、言ってきたことの全ては、たぶん逆をしないといけなかった。
たぶんだけど、本によると『上手く出来ないから、助けて欲しいな』とか『信じてるから頑張ってね』と言うほうが良かったみたいです。笑

間違っても、『私が全部するから大丈夫だよ』『私が代わりに働くから大丈夫だよ』と言ってはダメっぽいですね。

人にもよると思いますが、そもそもの性差があり、男性は頼られることで頑張れるし、信頼して貰えることで力を発揮できるのかも知れません。

ですが、私の場合は、自分が男になってました。泣

友達夫婦と遊ぶと、私にしたらビックリすることが多くて、高いところのものを旦那さんに『とって ♥ 』って言ってたり、『私がこれとこれを食べたいから、頼んでシェアしよ ♥』って言ってて、私だったら自分で脚立とってくるし、お互い食べたいものを食べよ、って思うわー、、って言ったら、旦那さんが『奥さんワガママやけね(^^)』となんともラブラブ♥

うん。こちらが正解ですね。いつも友達夫婦は仲が良くて素敵です。

人に助けて貰わないと生きていけない状況に

こんな私でしたが、実は、避難して母子生活施設に入ってから変わりました。
変わった理由は、助けて貰わないとリアルに生きていけなかったからです。

最初に、警察に助けてと言って、市役所に助けて欲しいと言って、それから先も母子生活施設たどり着くまで、助けて貰ってばっかりでした。そして、施設に入ってからも、着の身着のまま出てきたので、何も持っていない。

人に頼らないと、助けて貰わないと生きていけない状況になりました。

最初は今まで人に頼ったことも甘えたことも無かったので、とても難しかったですが、まわりの方がとても親切で、優しくて、少しずつですが出来る様になってきました。

助けてって素直に言えるのも勇気だと思います

そして、当時仲良くなった方が言ってくれたのが、『頼ってくれるのは嬉しいよ。信頼されていると思えるから』という言葉です。
私には今までその感覚は無かったので、そういう捉え方もあるんだなと思い、それからはその友人に何でも話をするようになりました。

頼りすぎ、甘えすぎは良くないですが、時には本音で話して自己開示をすることも大切ですよね。

どんな自分が一番自分らしく幸せですか?

以前の私がそうでしたが、なんでもかんでも一人で抱え込んで、迷惑をかけるからと思って人に相談することも、頼ることも甘えることもありませんでした。家事に育児に仕事に頑張って、少しの合間があれば気絶するように寝てしまう。

そして笑顔と健康、若さまで失ってしまいました。それでは本末転倒ですよね。

振り返ると私が頑張ることで、誰も幸せでは無くなっていったのかもしれません。

とある投稿で見ましたが、

女から輝きを奪ったら男の責任
男から自信を奪ったら女の責任


という言葉がありました。うーーーん、刺さります!

最初の話に戻りますが、母の『一人で生きていける女性になりなさい』この言葉には感謝しています。
この言葉があったから、今の私があるのだと思っています。だけど、今の私は、

『一人でも生きていける女性になる』 くらいで丁度いいかなぁ、と思っています。

強くてカッコイイ女性には憧れるけど、私はのんびり楽しく、今日も天気が良くて暖かいとか、ご飯が美味しいとか、景色が綺麗とか、そんなことが幸せで、それを一緒に共有できる家族やパートナー、友人がいれば、さらに何倍も幸せ♥と思っています。

いつも自分がご機嫌で、笑顔で楽しく!いられたらいいなと思っています。ただ、なんでも当たり前ではないので感謝は忘れないようにしています。今の私があるのは今まで支えてくれた皆さんのおかげです。

皆さんはどんな自分が一番自分らしく幸せですか?

女性が個人事業主になる、経営者になる。というのは大変な事も多いですし、私は一人では出来ないと思っています。

私が今までお会いした60代以上の成功している女性経営者先輩方は、人に頼る、甘えるのがとても上手です。
嫌み無く、支えてあげようとか、手を貸してあげようとか、自然に思ってしまう感じがあります。

さらに、男性に頼るのも上手です。実際ビジネスの世界は男性ばかりです。そしてお客様や取引先、商工会議所、行政の方も男性ばかりです。女性経営者の先輩方は、上手に頼って、助けてもらって、男性の考え方を取り入れながらビジネスされています。

今まで、一人で頑張らないと!って思っていた方は少し力を抜いて回りの方に頼ってみるのもいいかもしれませんよ。

それでは、また~

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