情報発信・集客

有料広告の効果を最大限にする5つの方法

昨日の話は、宣伝=広く人に伝える活動の全て

とお伝えしましたが、今日はその中でも有料の広告の話をしたいと思います。

有料の広告とは

一般的には、昔からあるのが、テレビCM、新聞、看板、フリーペーパーなど、今時の広告がWEB・SNS上に出るインターネット広告などですね。

あと、一見広告と分からない広告が、雑誌や、今時はインフルエンサーマーケティング(=有名な人や多数フォロワー数を持つ人に商品を紹介してもらうという方法で企業が頼む広告。)などでしょうか。

有料広告の裏話

少し話は逸れますが、私がホテルの広報宣伝部に新入社員で入った時は広告のことなんて何も知らなかったので、自分の見ているファンション紙も全て広告だと知ってびっくりしました。

しかも、雑誌の中にはいかにも広告っぽいページもありますが、全然広告っぽく見えないページもあって、広告っぽく見えないような【記事広告・取材広告】は更に値段も高い。そして、当然といえば当然なのですが、ブライダル情報誌などは広告を出したページ数によって並び順が変わるという弱肉強食な世界でした。

ブライダル業界イメージ

また、当時は、価格にも驚きました。1ページ60万とかで、1ページじゃ話にならないので、2ページとか4ページとか偶数ページで出す訳ですが、私が働いていたホテルは結婚式場を4つ持っていたので、その全部の結婚式場の広告を毎月出すとその広告費だけで年間、億を超えるような話でした。

私はその予算を媒体を選んで、割り振りし、広告の内容を考えたり、写真撮影や文章の作成、広告代理店との打ち合わせが、広報宣伝部の時の仕事でした。

当時の部署の先輩が言っていたことで強烈だなと思って覚えているのは、、

『広告は、マ.薬のようなものだ、出さないとお客さんが来ないという状況に陥ったら、やめられなくなる…』

つまり、120万で10組の新規のお客様が呼べるとすると、来月それをやめたら0組になるということです。でも、100万で10組来て1組成約すれば元が取れるから、まぁいいか…?(←この考え方は良くない)出さないという選択は無いわ…みたいな感じですね。

今時はインターネット広告もあるので、ブライダル情報誌からの集客だけに頼る必要は無いと思いますが、当時はそれが主な集客方法でした。またブライダル業界というのは、新規のお客様しかいない業界で、リピート客というのが無く、いくら良い結婚式場でも友達や親戚と同じ会場はヤダなぁ…とかなるので本当に集客が難しい業界でした。

話は逸れましたが、、広告というのは、どんな業界か、客層、行動パターンなど、、色々な要素がありますので、一概にこれが良い!これは悪い!というものではありません。
しかも、今はSNSがありますので、広告はそんなに出さなくてもいい場合もあります。

本題の【有料広告の効果を最大限にする方法】

個人店さんが広告を出す場合の話に戻りますが、、
よく言われるのが、

『でも有料の広告って、出したらその時は来るけど、それで終わるよね?』

という話です。

確かにそうです。そして、今みたいにSNSなどが無い時代はもっとそうでした。
テレビで放送されて1週間くらいは来たけど、すぐそのお客さんはいなくなったよ。という感じですね。

有料の広告を出す場合には大事なことが5つあります。

1つ目は、予算を決めること
2つ目は、最適な媒体を選ぶこと
3つ目は、等身大の宣伝をすること
4つ目は、宣伝で来たお客様を逃がさないこと
5つ目は、費用対効果測定をすること

です。

1つ目の、予算を決めること。というのは、広告出しませんか?という話は突然来ます。なので、その都度出していたら大変なことになります。売り上げから年間の広告費を決めて計画的に出します。

2つ目の、最適な媒体を選ぶこと。は、広告には色々な種類があります。そして、それぞれ特徴と効果の早さ、効果の継続期間の長さに差があります。どんなお客様をどんな風に呼びたいかを考えて選んでください。

3つ目の、等身大の宣伝をすること。というのは、呼びたいターゲットのお客様を呼ぶ為に必要なことです。有料の宣伝だからと気合いを入れて、過剰に良く見せようとしたり、普段はやっていないような商品で呼び込もうとすると、いつもと違うお客様が来てしまいます。そのお客様たちは一度は来るかもしれませんが、二度と来ないですし、いいお客様にはなりません。

4つ目の、宣伝で来たお客様を逃がさないこと。これが一番大事です。宣伝に限らず普段から言えることですが、一度来たお客様をそのまま手ぶらで帰してはいけません。お店側は次にまた来てもらう為にお客様の連絡先をゲットしないといけませんし、お客様にもお店をまた利用してもらう為の何かしらを渡さないといけません。

これが出来ないので、来たけどそれで終わったよね。になります。
また、私の先輩が言っていたみたいに、やめられなくなります。

その方法は、ポイントカードやSNSアカウント、LINE公式アカウント、クーポン、アンケート、口コミ、アプリなど色々あると思います。お店のタイプによって、どうやったらリピートさせられるかを考えてみてください。

5つ目の、費用対効果測定をすること。は、どんな媒体で、料金で、何人来たか。来たお客様はターゲットに近かったか、リピートしたかを記録に残すことです。この記録が残っていけば、あなたのお店の最適な媒体と広告の出し方が分かってきます。

以上の5つを意識して、有料広告を利用すれば、その広告は無駄にはならず、何倍もの効果になって返ってきますので、参考にしてみてくださいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
それでは、また~

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