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季節の店舗ディスプレイデザインの代表的な3つの効果と目的

山口県山口市で【お店のトータルプロデュース】や【女性の起業プロデュース】をしているアドストーリーズの松岡菜々美です。

昨日は、オープンからずっとトータルプロデュースをさせて頂いている【山口県下関市】の角島ジェラートポポロさんに行ってきました~、お天気も良くて春のドライブ気分で行ってきましたよ。

お店の春のディスプレイをどうしようかなぁーというお話だったので、やっぱり桜かな、ということで、事前にネットで頼んでいた桜と、ガーランドでスタッフさんと可愛く飾り付けしてきました。

桜のディスプレイと桜のジェラート

桜って可愛いですよね、日本人にとっては特別な花、春を楽しみに待つ花です。

ポポロさんのジェラートも春らしいピンク色が多かったです。
この一番左の「さくらのジェラート」は季節限定、桜の花と求肥が入っていてとっても美味しい。

でも、人気すぎて桜の頃には売り切れてしまう可能性があるので、私は出たらすぐ食べる!お家にもストック。今の時期は食べまくるジェラートです!オススメなので是非、ポポロさんにお立ち寄りの際は、お見逃しなく。

話は戻りますが、昨年末、念願の【エキスパートバンクの専門家登録】をして頂いた関係で、実は最近、専門家で呼んでもらうときは、【ディスプレイデザイン】や【売り場づくり】のご相談を受けることが多いです。というか、そればかりです。ありがたいことです。なので、今日はそのお話。

ディスプレイデザインは何のためにする?

当然、趣味でしている訳ではなくて、マーケティング的な要素が強いです。
簡単に言うと、してない時より、してる時の方が売り上げを伸ばす為にする。ということです。

スーパーの入り口のひな祭りコーナーやバレンタインコーナーなど。クリスマスは世界中で一番、力も予算も投入するディスプレイですよね。

ディスプレイデザインの代表的な3つの効果と目的

①季節を感じてもらい購買意欲を高め、購入や予約に繋げる

3月のカレンダー


スーパーの入り口やクリスマスなどは正にこれです。クリスマスは昔は11月からでしたが、今は9月にはクリスマスとおせちのチラシが出来上がってる事が多いです。早すぎ!?と思いますが、早ければ早いほど、一人でも多くのお客様に買って頂けるチャンスがあるので、クリスマスやおせちの企画は、もうそろそろ始めないとです。

②買いやすい導線づくりやPOPで、お店が売りたい物を売る

スーパーの店内

お客様って、お店に入って、ディスプレイを認識して、チェックして買う訳ではなくて、なんとなく引き寄せられて、なんとなく、お買い物リストには入って無かったけど、「そんな時期か、、」とか「なにこれ良さそう!」とか思って、買ってしまう訳です。

その為だけで言うと、別にお洒落である必要は無く、お客様の入り口からの導線や動きやすさを考えたり、目線の位置に一番売りたい物を置くとか、ボリューム陳列(ひとつの商品を大量に置く)または、幅をとって置く。興味を引くポップを付けるなどで、お店側の売りたいものを売る。という方法があります。

【売れているもの】ではなく、【売りたいもの】です。売れる場所、売れる棚は決まっているので、そこにお店の一押し商品を置くのは、一番シンプルな方法かと思います。例えばコンビニの売り場のお手伝いをする場合は、そのお店が売りたいイチオシ商品をディスプレイすることがあります。地域の他店では全く売れていないものが、そのコンビニでは数百個売れてる、みたいな現象になります。

ちなみに、コンビニに入って、そのお店が何を一番売りたいか気づいたことはありますか?

そういう陳列を意識しているお店もたまにありますが、普通は何を買うかはお客様次第、お客様が決めるのです。
でもそれでは、お客様はいつもの買い物しかしてくれません。+1個買ってくれるようにすることで客単価をあげます。

例えば、すべての商品を全部食べて、これは絶対一番美味しいオススメと発注担当者が思う商品を教えて貰い、手書きポップを作成して、「どこがどう美味しくて発注担当者の今週のイチオシ!」みたいに書いて、ボリューム陳列するなどですね。

私がお客様なら、全部試食している発注担当者がオススメの新商品なら食べてみたいですからね。気になって買います。それをキッカケにお客様との会話も出来るし楽しくて面白い方法です。

③雰囲気やイメージづくりでコンセプトを伝える。お客様満足の為

ホテルのロビー

最後は、雰囲気やイメージづくりの為のディスプレイデザインです。ホテルのロビーなどの空間ディスプレイなどが一番分かりやすいかなと思います。コンセプトを伝える要素としてのディスプレイです。

私はホテルの雰囲気やロビーなどが好きなのですが、ちょっと薄暗くて、落ち着く感じのふかふかのソファーがあったり、逆に明るく開放的で滝や小川があったり、現代アートがあってお洒落だったり、そういう場所で、季節ごとに変るディスプレイは、アーティスト作のものや、先進的なもの、ちょっと見たことがないような上質な物が多いです。

「お金が掛かってるわ~すごいわーさすだなー」って、非日常感に満たされます。

そういうのは、もう視覚的な話だけではなくて、音や香りの演出まであったり、感性を刺激されますよね。

世界中に展開している高級ホテルなどは世界中全て同じ香りで、どこの国で利用しても、
「あーまた帰ってきたな、いつもの香り、落ち着くな」というコンセプトだと聞いたこともあります。

「こういうとこに泊まってみたいな」という憧れや、
「毎回、素敵なロビーでこのホテル好きだな」とか
「非日常でリラックスできる空間だな」とか、ステータスを満たす。満足度を高めるという意味で、

お客様の為の心の栄養になるようなディスプレイ、リピートしてもらう為にも重要な要素だと思います。
当然、お客様の思い出にもなるし、写真撮影も出来るし、あのホテルにまた行きたいな、となる訳です。

まとめ

【ディスプレイの3つの効果と目的】
①季節を感じてもらい購買意欲を高め、購入や予約に繋げる
②買いやすい導線づくり、目線づくりで、お店が売りたい物を売る
③雰囲気やイメージづくりでコンセプトを伝える。お客様満足の為

どの効果を狙って、どの目的でするのかによって、掛ける費用も取り組む時期も違います。
それらを意識してお店のディスプレイデザインを見直してみてくださいね♪

それでは、また。

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